中村栄美子さん

中村さんの集めた昔話集

携帯電話でも民話が聞けますよ(ブログ)

[2018年8月]


  暑〜い夏がやってきました。じりじり照りつける太陽に陽の光がこんなに暑かったかしら・・・と 思わず空を見上げてしまいます。思わず空を見上げてしまいます。
  「災害は思わぬ時にやってくる」「天災は忘れた頃にやってくる」の言葉があるけれど、 7月6日から8日にかけて西日本を中心に降り続いた雨は「平成30年7月豪雨」と命名されました。
  あの雨の様はテレビでみていても目をつむりたくなる豪雨でした。被災者の皆さんは元気に暮らして おられるか気になります。災害に負けず前を向いて暮らして欲しいと念じています。


   さあ、今月の「むかーしむかし」のお話は 「いろこ茶屋」と「食わず嫁さ」というお話です。


  • 「いろこ茶屋」

        昔昔犯罪が田舎の小さな町で行われてもわからずじまいで終わってしまうことが多々あったと思われます。
      このお話、峠に2軒の御茶屋があって一軒の茶屋の主人は悪人でもう一軒の茶屋の主人は善人だというのです。
      悪人の茶屋の主人は人を泊めては殺し、財布の金をせしめていました。昔は現存のような警察があるわけではなく、 身元もはっきりしない状況で行方不明を追求することはできませんでした。 ということで悪事が繰り返されるのですが、いつか神様の目が  "ギョロリ"   悪事が暴かれる時がきます。
      人間生きていていいことばかりがある訳ではないけれど、正直に生きていきなさいとこのお話が語っているように思えます。



         さあ、お話を聞いてください。


  • 「食わず嫁さ」

         食わず嫁さの題名を耳にするだけでお話の展開が想像されます。
      食べ物が豊富にない昔、口べらしのために奉公に出たり外へ働きに行って家に残った者に少しでも多くの食べ物があたるように 気づかいました。
      そうしなければ生活して行けない、生きて行けない状況があったのです。

      嫁をもらいたいけれど、少しの食べ物を嫁さにも与えてやらねばならない。嫁さは欲しいけれど物を食べられるのは困るのです。 といった状況の所へ「飯を食わない嫁がいるけど、もらわんか」と声がかかります。

      「嬉しい、働いてもらうのもありがたい、嫁さも欲しい」若者の心が躍ります。
      でも嫁さの正体は人間ではなかった。というところにお話のおかしさと悲しさがあります。
        日本の食糧の自給率は年々下がって39%だそうです。食生活が大きく変わり、ごはんを食べる量が減り、肉や油の量が増えてきました。 地球温暖化や異常気象で十分な量の野菜、穀物がとれなくなってきています。
      宴会や食事会があると"あら、勿体無い。"と声に出したい程の食べ残しがあります。
      食べられるのに捨てられる食べ物を少なくしなければといつも思っています。
        「もったいない」の精神を一人一人がもつことだと思います。「もったいない」を意識して日ごろの生活を見直さなければと思っています。

        さあ、お話を聞いて下さい。

◆8月1日〜15日
「いろこ茶屋」
◆8月16日〜31日
「食わず嫁さ」

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