中村栄美子さん

中村さんの集めた昔話集

携帯電話でも民話が聞けますよ(ブログ)

[2021年10月]


  猛暑の夏もようやく終わり、秋の風が嬉しい季節となりましたが、昨年に 続きコロナ終息せず、マスクと消毒、それに自由に旅行のできない毎日が続いています。
いい加減にして!
叫びたくなります。
来年の秋にはコロナが終息してりんご狩りやブドウ狩り、買物がてら 子供の暮らす都会へと出かけたいものです。
「神様」手を合わせて神頼みしたくなります。

  さて、今月のむかーしむかしのお話は、 「薬師様の銭かけ松」と「船賃の名号」というお話です。


  • 「薬師様の銭かけ松」

         春は春祭り、秋は秋祭りがあって、能生の藤崎では薬師様の秋祭りが それは賑やかに行われていました。昔の人の楽しみは祭りだったのです。 汽車もなければ車もない時代。遠くに出かけるにも自分の足が頼り、 身近な楽しみは祭り。
        薬師様は村はずれの小高い丘にあり、祭りの当日は朝早くから大賑わい。 大人も子供も娘も息子もおおはしゃぎです。
      ことに祭りは男女の見合の場であり、男の人と女の人が声を掛け合う出合の場でもあったのです。 キクとハナは薬師様へとむかい、願いをかなえてくれるという銭かけ 松に穴あき銭をかけて「どうぞ思うとる人に会えますように」とお願いします。 さて、結果はどうだったでしょう。

        さあ、お話を聞いて下さい。


  • 「船賃の名号」

         今から八百年ほど前、1207年承元の乱がおこり、親鸞聖人は今日とから追放、越語居多ヶ浜に ながされることになりました。
        親鸞聖人の師、法然上人は四国へ流罪となり、親鸞と法然は別々の道を歩むことになりました。 越後国府、直江津へながされることになった親鸞聖人は弟子の蓮位房を共に連れ山を越え、 険しい谷をこえ天下の難所親知らずにさしかかったのは三月のことでした。
      親不知は天下の難所、波が高く海辺の道を歩くことは勿論、走ってほら穴に逃げこむこともできませんでした。   さて、と思案していると、立ちすくみという一人の漁師が突然現れて難所を渡してくれます。 得を積んだ人へ仏の配慮なのか「さて困ったどうしよう」といった時に必ず 助け船が入ります。仏様のご加護ということですね。
        親不知の難所を無事通貨して次の難所は姫川です。
      川は水かさを増して流れが旧で船で渡らなければなりません。   さて、又困ります。三人にお金がないのです。 今から考えると無謀な旅です。
        でも又助け船。金のないものは船にのせないといいはる船頭に親鸞聖人 が「船の中で大金持ちになる方法を教えますから」 といい、無事姫川を渡られたという話、聞いて下さい。   

        さあ、お話を聞いて下さい。

◆10月1日〜15日
「薬師様の銭かけ松」
◆10月16日〜31日
「船賃の名号」

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