中村栄美子さん

中村さんの集めた昔話集

携帯電話でも民話が聞けますよ(ブログ)

[2017年7月]


  7月は梅雨を引きずっているものの夏真っ盛り。
暑い日が続きます。そして冷たいものをたべたくなりますよね。
ソフトクリーム、氷水・・・目に浮かびますが、ちなみにソフトクリーム消費県の1番は富山県だそうです。
  つい先日、テレビでやっていました。冷たいソフトをペロリと口の中に入れると、 "ジワッ"と溶けて口の中に甘さと冷たさが広がります。思わず「うんまい」「おいしーい」 と叫んでしまいます。ソフトクリームもいろんな種類があります。定番のバニラ、イチゴ、チョコレート 変わったところではわさびソフトやゆず、キューイもあります。いろんなソフトを味わってみましょう。



   さて、今月の「むかーしむかし」のお話は「猿の嫁とり」「白山様と雷」です。


  • 「猿の嫁とり」

        人間と動物が結婚する昔話を異類婚姻丹といいいろんな動物が人間と結婚します。
      この猿の嫁とりは猿と人間の女性です。遠い昔人間は動物の同列であったといわれています。   人間がえらくて動物は下という区別がなかったのですが事大が進むにつれ、人間が上という主張が生まれます。
      ですから人間と異類が結婚すると必ず上位に人間がたち、本当は猿や動物達の主張も正しいのに、 ガンと跳ねのけやっつけて人間が幸せになるという筋書きとなります。
        猿の嫁とりもそうです。畑を耕してくれれば娘をやるとじいさが猿に約束をしたのです。
      猿からみれば仕事をし、当然の報酬として約束どおり娘をもらった訳です。しかし、人間の心、娘の心は猿が にくい、やっつけてやろうと思うのです・・・・

        さあ、お話を聞いてください。

  • 「白山様と雷」

         糸魚川市能生に白山神社があります。
      1207年親鸞聖人が「念仏を唱えてはならん」という後鳥羽上皇の怒りにより越後国府(今の直江津)へ流罪 となり、弟子に二人を連れて越中から越後の国へ入ります。親不知の難所を無事通り、姫川の難所も渡って 能生へと向かい、木浦のあたりで船に乗り、海上から配流の地、居多々浜に上陸したといわれています。
      ずっと街道を歩いてきたのに「何で、船に乗るのか」と思いますね。
        実は当時、浄土宗の親鸞聖人は能生、白山神社を通ることができなかったので船で居多々浜へ行ったのだと いわれています。
      新興宗教の浄土宗の僧である親鸞は古参の宗教である白山信仰の地を通れなかったといわれています。 当時白山信仰は隆盛をきわめ気の荒い修験が修行する白山神社を通ることは難所を渡るよりも危険だったと推察 されます。

        "でもね"とここで口調を変えてみたくなります。

        白山の山そのものを神体とする山岳信仰の白山信仰の祭神は菊理姫命(くくりひめのみこと)実は女の神様なのです。
      白山神社は日本各地に2700社あまりありますが、その多くは菊理姫の命 イザナキの命、イザナミの命の 三柱としている所が多いといわれています。
        「白山様と雷」のお話を聞いて、能生、白山神社を訪ねてみてください。境内の池の横にある大松は 途中でプツンと切れています。雷がおち、雷の子も落ちたといわれています。


         さあ、お話を聞いて下さい。

◆7月1日〜15日
「猿の嫁とり」
◆7月16日〜31日
「白山様と雷」

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