中村栄美子さん

中村さんの集めた昔話集

携帯電話でも民話が聞けますよ(ブログ)

[2020年1月]


  新年あけましておめでとうございます。令和2年になりました。
1月を迎えると心が引き締まります。地球温暖化の影響か、 気象が変化し思わぬ災害にみまわれています。
  今年は何事もなく一年を終わりたいと思っています。いい年でありますように 神頼みしたいですね。

  さて、1月のむかーしむかしのお話は、 「ばかむこ」「神様のとびくらべ」というお話です。


  • 「ばかむこ」

        ばかむこの話、むこというと入り婿を創造しますが、一般的には「むこ」は 嫁の結婚相手を総称しています。ちょっと頭の軽いむこさんが正月、本家へ新年 のあいさつに行くよう、じいさんにいわれます。少し緊張しているむこさんはいつもの日常でも記憶力が 薄く、とぼけています。
        むこさんにばあさんがいいます。「本家では何をごちそうになったか位覚えてきなされや」 というのです。むこさんは緊張して本家へと出かけていきます。
      本家へ行って正月のあいさつをすらすら言えたので、ホッと安堵、うれしくなります。   さて、次はばあさんにいわれたごちそうです。
      出てきたのは、あんこにきなこ、ごまの団子です。 団子はむこさんの大好物、忘れることはないと思います。
      出されただんごをほくほく食べて、忘れはせんぞと家への道を歩きながらさて、   何を食べたか・・・・混乱してしまいます。

         さあ、お話を聞いてください。


  • 「神様のとびくらべ」

         糸魚川地方を高志の国と呼んでいたころのむかしむかしのお話です。 高志の国には美しい緑色の石ヒスイや赤や白の縞模様のメノウがとれました。 当時仏教は伝来されておらず神様しかいませんでした。
      その神様に願い事をしたりあるいは他に降臨してもらうべく祈るのに神器としてヒスイ の玉が用いられました。とても貴重な神秘の玉ヒスイは誰もが 欲しい神器だったのです。
        高志の国を治めていた奴奈川姫は美しく賢かったので、姫のうわさは 高志の国は勿論遠い出雲にも届いたのです。
      美しく賢いという奴奈川姫のうわさを聞いた大国主命は「嫁にしたい」と 家来を連れ、船にのって遠い出雲から高志の国へとやってきます。 実は大国主命は奴奈川姫を嫁にしたいということもあったけれど、美しいヒスイの玉 を手に入れたかったのです。
        神の降臨を祈る呪術具のヒスイを支配したかったのです。いろいろ目論みなが 高志の国にやってきたといえます。 はかりごとがめぐらされようとしています。
      大国出雲に北陸の小さな高志の国が従属されようとしているのです。   その大国主命が奴奈川姫の館にやってきて「結婚して妻になってくれ」を高らかに いった時、土地の神が現れて激怒。山の頂上からとびくらべをして勝負をつける ことになります。 。

        さあ、続きを聞いてください

◆1月1日〜15日
「ばかむこ」
◆1月16日〜31日
「神様のとびくらべ」

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