中村栄美子さん

中村さんの集めた昔話集

携帯電話でも民話が聞けますよ(ブログ)

[2019年9月]


  涼しい風の吹く9月になりました。夏の暑さから解放され、おいしい果物の 出回る秋になりうれしい気持ちになりますね。梨、りんご、ぶどう思わず 笑顔になります。
テレビをみていると果物には糖分の多いものがあり沢山食べると 体重計の針がぐーんと回ってあれれ!
太ってしまうそうです。ほどほどに食べましょう。
  さて、今月の民話は「諏訪社のキツネ」「波切不動尊」というお話です。


  • 「諏訪社のキツネ」

        長野県諏訪に諏訪信仰の諏訪大社があります。祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ) と八坂刀売神(やさかとめのかみ)です。この建御名方神(たけみなかたのかみ) は糸魚川の姫、奴奈川姫と出雲の大国主命の間に産まれた子供です。
      ということで糸魚川とゆかりのある神が祭神として祀られているのです。 そんなこともあって糸魚川地方には諏訪社が多くあります。
      方策の神、風の神、漁民の進行も集める神として信仰されています。
        神様の供え物として鹿頭を供える神事も残っていますが、有名なのは 御柱祭(おんばしらまつり)で大木をもみの木山から伐りだして 社寺に4本立てる儀式があり、7年に一度行われる祭礼は町をあげて 賑々しく厳かに行われます。
        その諏訪神社に狐が住みつき、すもうをとったという話です。
      狐のすもう、みてみたい気がしますね。


         さあ、お話を聞いてください。


  • 「波切不動尊」

         波切不動尊は浦本の禅雄寺に祀られています。火災を背にしふん怒の恐ろしい 表情をしています。
      越後の武将といえば、上杉謙信と即答してしまいます。信濃の国室町時代、 南塩(静岡方面)・北塩(越後)を求めていたが、北条からの南塩が塩止めとなり 謙信の北塩にも誘いの手が伸びました。謙信はこれに応じず 「塩をもって敵を窮せしめることはせず」自ら敵国に塩を送ったという 名声を博したできごとが伝えられています。
        謙信の人柄を垣間見る美談です。
        そして糸魚川の塩が「塩の道 ソルトロード」として新たな脚光を浴びる ことになったのです。
      さて、波切不動尊の話ですが、世はまさに戦国時代。越後の謙信は能登の 畠山氏と他違っていました。「敵は山からばかりせめてはこない。 海から侵入してくる敵の守りを固めねば」と考え、   浦本に全雄寺(ぜんゆうじ)を造ります。
      畠山氏との闘いが長引き、船先に波切不動尊を祀った船で何度も能登へと 向かっていたある日、謙信が信仰している波切不動尊が「わしはあの善雄寺 にのぼる」と厳かな声で言われました。その声を聴いた謙信は「成程! ならば」と深く合点し船先に祀った波切不動尊を禅雄寺に持参し寺に 祀ったということです。

        さあ、昔話の続きを聞いてください。

◆9月1日〜15日
「諏訪社のキツネ」
◆9月16日〜30日
「波切不動尊」

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