中村栄美子さん

中村さんの集めた昔話集

携帯電話でも民話が聞けますよ(ブログ)

[2018年9月]


  涼しい風の吹く9月になりました。夏の暑さから解放。過ごしやすい毎日がやってきました。 そして秋の果物が出揃う季節になりました。
柿・ぶどう・梨・りんご、思わずつをごくり! 食べ過ぎないようにしたいと思います。いい気になって食べていると"あれれ"体重計の 針がいつもよりオーバー!
  果物は甘いから太ってしまいます。

   さて、今月のむかーしむかしのお話は、「弘法様の井戸」と「上り岩」というお話です。


  • 「弘法様の井戸」

        弘法様のもうひとつの名前は空海さんで、真言宗の開祖として名高いお坊さんです。
      6月、空海さんの眠る高野山へ参拝に行ってきました。高野山1番のメインスポットは奥の院です。杉の太い木立が茂る道を奥の院へと歩きます。 入り口近くはずらっとならぶ墓地エリア。様々な企業の慰霊碑が目につきます。
        会社を象徴するゆーしーしー上島コーヒーのコーヒーカップを型どったお墓や、白ありの供養の墓もあり、"あれっ"と苦笑い。地元企業電気化学の墓もあると聞いて、急に墓のあり様が身近に感じられました。
        勿論、戦国武将の墓が沢山あります。豊臣秀吉、石田光成、明智光秀、織田信長・・・等徳川家康は別格で、徳川家霊台として立派な建物があり、拝料200円がかかります。 お墓の道をあちこち歩くのですが、これが不思議とあきません。
        是非高野山へお出かけください。

         弘法様の井戸のお話、聞いて下さいね!


  • 「上り岩」

         信心深い人だから幸せになるのかしら・・・と少し考えさせられるお話です。
        糸魚川市能生は漁業と農業そして温泉とスキー、カニの町でもあります。
      少々具沢山な町なのです。道の駅、マリンドリームではおなじみのベニズワイガニが漁師の人自らが打っています。通称カニヤ横丁といわれる小さな店舗が軒を並べたところで   "カニ買ってくんない"、"カニはいらんかね"、通るお客に威勢のいい声をかけむいたカニの足を一本味見に差し出します。
      私は味見をしないことにしています。私の性格上味見してしまうと"買わなきゃいけない"という義務感が頭をもちげ本音はどうでもいいのについ買ってしまうからです。

        さて、この上り岩のお話、本当にあったことだよと畳2畳分ほどの多いわが能生小泊の海辺にあって、立て札に"上り岩"とあります。
      この上り岩の主人公、治助は信心深い男でした。仲間の漁師と一緒に海へ出て沖で網を広げていると急に黒い雲がモクモク出てきて海が荒れてきます。 治助が急いで網をあげていると網の中にバタバタはね上る金目鯛が入っていたのです。   治助は魚をすくい上げて逃がしてやります。
        さて、海に放された金目鯛は治助に感謝し恩返しをします。信心深い治助は金目鯛によって命が救われる・・・・ということです。

        さあ、お話を聞いて下さい。

◆9月1日〜15日
「弘法様の井戸」
◆9月16日〜30日
「上り岩」

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